データ説明
7丁目のキセキにおいて、メイド喫茶の分類は、お店側の主張ではなく、そのお店のコンセプト、スタッフ、メニュー、客層を見て、総合的に判断してメイド喫茶かそれに準じるか、メイド喫茶ではない、と判断します。
オタク文化(アニメ・コミック・ゲームを中心とした二次元文化)をベースとした、コスプレ喫茶。メイドはその代表的なモデルとして採用され、メイド喫茶が定着した。ヴィジュアル系からの派生であるゴスロリ系はコンセプトが違うため
定義から外れるが、プロモーションのためメイド系と店舗側が捉えることがある。一方で、メイド喫茶の形態をとりながら自称メイド喫茶の増加に嫌気をさし、店の種別に「メイド」を使うことを自粛する店舗も見られる。
コスプレ系の喫茶の中で、わかりやすい記号であるメイド喫茶が増えたため、メイド喫茶成立以前のメイドファンの発言力が強くなるが、元々の背景がオタク文化のため、店のスタッフ、客層ともオタクであることが、初期の成功モデルとなっている。
マーケットの背景としては、誕生地のひとつである秋葉原では一般的な飲食店が少なく、90年代以降に増えたオタクの飲食や集まれる場として受け入れられたことが大きい。さらにカフェという形態は、そこに集う人たちが頭脳労働系で、糖分を一般の人よりも摂取する割合が高く、その糖分の元であるケーキ類をオーダーするのにも都合がよかった。対照的な青山・表参道あたりのカフェは彼らのテリトリになることは少ない。
電車男に代表される秋葉原ブーム以降は、観光客向けの店舗が増えた。共通点は旧メディア露出が多いということ。ただし、このパターンでは秋葉原以外での成功は池袋が中心となる。ただし旧メディアは秋葉原やオタクに対する偏見が強く、露出過多の店舗はメイド喫茶ファンからの反発が多く、対抗としてひとりひとりのスタッフ(メイド)と客とのコミュニケーションを重視することで、スタッフへのファンを作る方策をとった。メイドに恋するキモヲタの構造はこの頃確立された。
さらにAKB48の誕生によってアイドルのおっかけ(notオタク)層が増えたことで、メイド喫茶の知名度を利用した地下アイドルやアイドル志望者が接客する店も出てきている。メイド喫茶の定義として、客が主、メイドが従であるが、アイドルはアイドル側が主となるため、本来の定義からは外れる。このモデルも秋葉原以外での成立は難しい。
カフェとしての機能を重視する店の中には、旧メディアによって崩されたイメージを嫌い自ら「メイド」という呼び名を自粛するが、定義としては紛れもなくメイド喫茶である。
営業形態としてカフェ・喫茶であり、お酒の提供をメインとしない。繁華街での営業のため行政指導が入らない限り、風営法の許可を必要としないこと。
【メイド喫茶の種類】
・オタク型
・観光客型
・アイドル型
・カフェ型